夏の恋を語る時によく登場するのが、
ひと夏の経験というものですよね。
夏というバケーション的な空気に流されて、
思わずしてしまうひと夏の経験。
そこから素敵な彼氏を見つけて、
本物の恋愛に繋がればそれはそれでアリだと思いますが、
大抵の場合はそうは上手くいかないもの。
ひと夏はやはりひと夏で終わりなわけです。
まぁそうした出来事も夏の思い出と割り切れるのならば、
それはそれでいいのかもしれません。
でも、覚えておいて欲しいのは、
自分の価値は自分で作るものだということです。
自分の女としての価値は、
自分自身でしか作ることはできません。
自分の価値は自分の手で作っていくのです。
自分自身を安売りすれば、
それは自分自身で自分の価値を落とすことに他なりません。
そうすると寄ってくる男性も、
それ相応の男性しか寄って来なくなるものなのです。
不思議なことに、そういうものなのです。
正直その理由はよくわかりません。
なぜ自分を安売りする女性には、
安い男性ばかりが寄ってくるのか、
明確な理由はわからないものがあります。
しかし、一つ考えられるのが、
女性の勘違いです。
女性というのは、自分を安売りすれば、
いくらでも男性は寄ってきます。
寄ってくる男性の質は別としてね。
特に夏というのは、心理的にも遊びモードに入っていますので、
男性も女性を“そういう目”で見て来ることが多いんです。
海に行ったってそうです。
真面目な恋愛を求めて声を掛けて来る男性はまずいません。
目的は、体です。
もちろんそればかりではなく、
楽しみたい、楽しい時間を過ごす相手が欲しい
という気持ちもあるのですが、
やはり気持ちのどこかには邪なものがあるものです。
そういう状況下であれば、
女性はセクシャルなアプローチをすれば、
いくらでも男性をゲットできます。
男性だってチヤホヤしてくれるでしょう。
そこで勘違いが起きてしまう危険があるのです。
アプローチが上手くいって男性が寄って来ると、
それが男性を引き寄せる正しいアプローチだと思ってしまいます。
つまりモテる方法だと勘違いしてしまうわけです。
「こうすれば男にモテるんだ!」と。
でもそれは女性としてのあなたに惹かれているわけではなく、
単に性に惹かれて寄ってきているだけに過ぎないんです。
しかし、一人の女性として惹かれるのも、
性に惹かれるのも、男性が寄ってくるという現象自体は
変わりはありません。
チヤホヤだってしてくれます。
そこで勘違いが生まれてしまうのです。
こうすれば自分はモテるんだと。
自分がモテる方法はこれだったんだと。
その勘違いに気づかずに、そのアプローチ方法を続けていれば、
当然性に惹かれた男性ばかりが寄ってくることになります。
そして結果的に、質の悪い男性しか周りにいない
ということになってしまうのです。
特に夏は注意ですね。
夏という特殊なテンションと、
いつも以上に性を求める男性が重なるので、
こうした勘違いが起きやすいのです。
もちろんこれは、一つの考え方に過ぎません。
これが原因の全てというわけではありません。
しかし、自分の価値は自分で作るもの。
自分でしか作れないものだということは忘れないようにしてください。
自分の価値を高めるのも、
自分を安売りし価値を貶めるのも、
自分自身でしかできないのです。
逆に言えば、自分自身の手で、
女としての価値を高めることはいくらでもできるわけです。
質の良い男性を引き寄せたいと思うのなら、
決して自分を安売りしないこと、
これに尽きるかもしれません。